特別編~視覚障碍者が屋内で出来る趣味を持とう~

こんにちは。ばんです。
この記事を書いているのは2020年4月下旬で、今は新型コロナウィルスの流行により、外出の自粛が呼びかけられています。
今回は現状を考慮し、特別編として、視覚障碍者が屋内でもできる趣味をテーマに最近始めた私の趣味についてお話しようと思います。
少しでも読者の皆様の生活が良くなれば幸いです。

①私と巣ごもり生活

少し本題からそれますが、ばんは所謂巣ごもり生活に比較的に慣れています。
ばんの病気は先天性白子症といって、細かいことは省略しますが、 弱視のほかに日焼けをすると火傷になってしまう症状があります。
ですので、夏場は昼間日光に当たることが出来ないので、必然的に屋内に籠る時間が長くなります。
だからこそ、この状況が長引けばストレスになり、意識的にQOLを底上げしないと精神的に参ってしまう事を良く知っています。
コロナウィルスの騒動が落ち着いて、元通りの生活に戻れたとしても、精神的に疲弊しきった状態では元も子も無いというのが私の考えです。
そこで、屋内で楽しめる新しい趣味を見つけるべきだと思い、コーヒーを趣味として始めました。

②コーヒーを自分の手で淹れよう

コーヒーを趣味にするにあたり用意したものは

・コーヒーメーカー
・コーヒーミル(手動)
・計量スプーン
・キャニスター缶
・コーヒー豆
・ペーパーフィルター

の6つです。
全て通販で手に入るので外出の必要はありません。
消耗品を除いて初期投資は1万円程度と比較的に安価で始められます。

やっている手順は大きく

・コーヒーミルに付いているネジを調整し、豆の粗さを決める。
・計量スプーンでコーヒー豆を計量し、コーヒーミルに入れて豆を挽く
・コーヒーメーカーに水、コーヒーサーバー、ペーパーフィルター、挽いたコーヒー豆をセットする。
・コーヒーメーカーのスイッチを入れる
・コーヒーが出来たら、コーヒーサーバーから適当なカップにうつして飲む。

の5ステップで完結します。

③視覚障碍者特有の工夫とメリット

さて、このやり方では視覚障碍者が安全かつ安定して美味しいコーヒーを淹れられる事を目指しました。
この点において道具選びで意識したのはコーヒーメーカーを選んだ事です。コーヒーの淹れかたはたくさんありますが、見えていないと失敗しやすかったり、火傷してしまう可能性のある物が多い印象でした。
ですが、コーヒーメーカーなら水の分量さえ間違えなければ見えていなくても安全かつ安定した味のコーヒーを作ることが出来ます。
※私はやっていませんが、計量カップを使えば水の分量の問題も解決しやすいかと思います。

1か月ほどコーヒーを趣味に続けてきて良かったと思う点は2つです。
1つ目は五感全てを刺激させることが出来る点です。この為に手動のコーヒーミルを選びました。
豆を手動で挽くのはストレス発散になりますし、コーヒーの匂いでリラックスすることも出来る為、今のご時世大変お勧めです。
2つ目は研究出来るポイントが多いことです。豆の産地やブレンドによる味の違いもそうですが、同じ豆でもコーヒーミルの調節ネジを1段階変えるだけで風味が変わります。
これらを豆や自分の好みに合わせて研究していく事で知的好奇心も満たすことが出来ます。

④将来的には外出にも繋がる

今は時勢的に難しいですが、将来的には良い豆や良い焙煎をしているコーヒーショップや
コーヒー雑貨を取り扱う雑貨屋にも行ってみたいと思います。

実は私の自宅から比較的近くに、カルディの日本第一号店があるため、まずはそこへ行ってみたいと思います。
下記に下高井戸駅からのナビのURLを張り付けておきます。駅からアクセスしやすいので、状況が落ち着いたら使ってみてください。

下高井戸駅・北口からカルディ下高井戸店まで

https://navirec.amedia.co.jp/6601/

コーヒー自体はインドアでも完結する趣味ですが、最終的には外出にもつながる幅の広い趣味であると思います。

今回は特別編として、視覚障碍者が屋内で楽しめる趣味として コーヒーを取り上げました。
巣ごもり生活に疲れを感じている皆様、是非取り組んでみては如何でしょうか。

コメントを残す