こんにちは。ばんです。
1年前、2020年4月15日に下記の記事を投稿しました。
ナビの書き方~「右折」か「右に曲がる」か~
一度作ったナビはナビレコの再生モードで確認してみよう
ここからナビ広場ブログは1年間続いてきました。
アップした記事数は55本になります。
その中から今回は、ブログの中で閲覧数の多かった10個の記事をランキング形式で紹介。
当時どんな事を思いながら記事を書いていたのか振り返っていきたいと思います。
集計は2021年4月14日15:00頃の閲覧数で算出しています。
★10位~5位まで
10位(閲覧数:38)
特別編~視覚障碍者が屋内で出来る趣味を持とう~
10位は屋内で出来る趣味として、コーヒーの話をした記事でした。
当時は最初の緊急事態宣言下で今以上に緊張感の高い時期だったので、少しでもステイホームを楽しく過ごせる方法を提案したいと思い書き起こしました。
ちなみに今も当時ほどではないですが、コーヒーは淹れています。
9位(閲覧数:42)
ナビの書き方~点字ブロックを考える~
9位は点字ブロックの難点と役立て方について考えた記事になります。
偶に何もない場所に向かって敷設されている…というより取り残されている点字ブロックがあるんですよね。
それを見て思いついた記事になります。役所や駅に向かって歩くときは沿って行けばかなり近くまで行けるので弱視でもいい目印になるんです。
同率7位(閲覧数:47)
ナビレコとGPS誤差
ナビレコとは切っても切り離せないGPS誤差のお話です。同率7位となりました。
渋谷みたいな高層ビル群の中だと特に起こりやすく、製作者も利用者も頭に置いておかないと想定外の所で読み上げが発生したり、ポイントやマークを読み上げなかったりするので、使用するうえで特に気を付けていただきたい点です。
ナビを使う側も作る側も特に読んでいただきたい記事の1つです。
同率7位(閲覧数:47)
ナビの書き方~「右折」か「右に曲がる」か~
最初に投稿した記事の1つが同率7位にランキングされました。
ナビの制作を行う上で要求される力の1つが「言葉選び」だと思っています。
記事でも触れている通り、右折や左折は最初の1文字を聞き逃すと区別がつかない…など、聞いてみて初めて分かることも多いです。ナビを作る方は、ナビが完成したら一度聞いてみるという確認作業をしていただけると改善点が見えてくるかと思います。
6位(閲覧数:48)
視覚障碍者と腕時計
最近投稿した記事の中で急激に伸びている記事です。
この記事を書いたころに自分の腕時計を新調した…というのもあるのですが、一番内容で重視しているのは状況や用途で適切なものを選ぶ事は大事だよねという点です。
例えば映画館でいきなり音声時計が鳴りだしたら周りの人はびっくりします。
では音声時計は要らないか…と言われると中途失明で視覚障碍者の生活にまだ慣れていない人にとっては
時間を簡単に確認できる大事な装置になる…という思いで書きました。
5位(閲覧数:54)
音声ガイド地図作り初級編(2020年7月5日版)
ナビエディット初学者向けの作成案内が第5位にランクインしました。
制作にメインで関わられた望月様よりコメントを頂きました。
この記事は、始めて音声ガイド地図を作ろうとする方々に少しでも迷う場面を少 なくしたいという思いで書きました。
この記事の中で触れられていない点もありますが、歩きやすいガイド地図は説明 の詳しい地図ではありません。
シンプルで歩きやすいガイド地図が増えていくのを楽しみにしています。
★同率3位(閲覧数:56)
オンライン街歩きについて
2020年5月24日に実施したオンライン街歩きで使うナビに関して紹介したこの記事が同率3位にランクインしました。
執筆者のきだにさんからのコメントです。
このオンライン街歩きは、六本木のサントリーホールまでのナビをベースに、
Googleマップを使いながら、見える風景を言葉で紹介する企画でした。
コロナ禍で実際の街歩きが難しかったため、散歩したような気分になれれば…と考えてのものでした。
ナビの書き方~街中で聞こえる音を目印にする~
同じく同率3位に「耳印」に関する記事がランクインしました。
音はナビの使い手と作り手が共有できる大事な情報になります。
何処にいるとどんな音が聞こえてくるかが分かるだけで、ナビを使っている人にとっては間違った道を歩いていないという安心感につながります。
ですので、ナビを作る方も普段からどこからどんな音が聞こえてくるかよく聞いて歩いていると、ナビの作成に役立てられるのではないかと思います。
★第2位(閲覧数:58)
個人的・点字ブロックデザインアワード
きだにさんが「上手な敷き方」がされている点字ブロックの紹介をしている記事が第2位にランクインしました。
丁度9位の記事と対になるような内容になりますね。
きだにさんからのコメントです。
町を歩いていると、こだわりを感じる点字ブロックに出会うことがあります。敷き方、素材、馴染ませ方や目立たせ方など…重要なポイントは「危険を回避しながら、目的の方向へスムーズに進むことが出来る」ことだと感じていまして、この記事で紹介した点字ブロックはまさにそれらを達成していたため、デザインアワードに選出いたしました。
また素敵なアワード級の点字ブロックを見つけて紹介いたします!
★第1位(閲覧数:116)
安全な道を誘導する~階段かスロープか~
視覚障碍者を誘導するうえで階段へ誘導すればいいのかスロープへ誘導すればいいのか…という記事がぶっちぎりの第1位にランクインしました。
この記事を書こうと思ったのは階段は必ずしも悪者になるとは限らない…という気持ちがあったからです。
凹凸の情報は白杖利用者にとってある種の境界線を示してくれる有用な情報源になります。
バリアフリーを語ろうと思うと、どうしても悪いイメージを持たれがちな段差ですが、利用する人の立場によってその価値は相対的に変わると思うのです。
絶対的な正解は無い話ですので、ナビを作られる際は「使い手ならどう思うか」という相対的な考え方をして欲しいと思っています。
★まとめ
以上、トップ10のまとめとなります。
今回は全体的に2020年4月~5月に書いた記事が多くランクインしており、
古い記事でも読んでもらえているという事が分かり書き手としては嬉しく思います。
これからもナビ広場ブログの更新は続けて参りますので、応援よろしくお願いいたします。