こんにちは。ばんです。
今回は私が圧力鍋を使ってみて視覚障碍者に
かなり向いていると思ったのでそのお話です。
①圧力鍋の使い方
私が使っている圧力鍋の場合は、
・具材を(基本的に)全て中に入れる。
・蓋をして強火にかける。
・「シュー」という蒸気が漏れ出る音が聞こえたら、弱火にしてタイマーをセット。
・タイマーが鳴ったら火を止めてしばらく待つ。
・蓋のロックが解除されて開くようになったら開ける。
という風な使い方をします。
鍋に具材を入れて蓋をしてからは視力があろうがなかろうが、一切中身を見る事は出来ません。
圧力がかかったかどうかも音で判断しています。
圧力がかかっている間は蓋を開けてはいけませんし、私が使っているタイプの圧力鍋は蓋にロックがかかるので、蓋が開けば圧力が抜けたかどうかも判断できます。
ですので、使い方をきちんと学べば視覚障碍者でも健常者と同じように調理が出来るのです。
②圧力鍋で出来る事
圧力鍋では煮る料理と蒸す料理は大体できます。しかも通常の鍋より早いです。
カレーを作る時、加圧出来てから3分の調理でジャガイモがホクホクになります。
また、普通の鍋なら時間のかかるスペアリブのような料理も加圧後十数分で出来ます。
そして、炊飯も短時間で出来ます。圧力鍋で作ったご飯はもち米のように歯ごたえがしっかりとしているのが特徴です。
炊飯器と違い丸洗いできるので、衛生的でもあります。
③圧力鍋は家電量販店などで買える。
以上のようなことから、盲学校の家庭科や自立活動で使い方を教えた方がいいのではないかと思うほど、 圧力鍋は視覚障碍者の調理と相性がいいです。
圧力鍋は家電量販店などで購入できます。
ネットで購入してもいいのですが、圧力をかける方式などによって形が異なり、蓋のロックがどうかかるかも触って確認したほうが視覚障碍者の場合は良いと思われます。
圧力鍋の購入を検討されている方は、売っている場所までのナビをリクエストしてみては如何でしょうか?