【本川越のお芋スポット】菓子屋横丁と川越八幡宮へ行くナビレクお散歩会

こんにちは しばです。
先日、ドン・キホーテに連れられて行ったら
「店頭で焼き芋ができました」
と魅力的なアナウンスが流れてきました。
学生の時に食べた、陽気なおっちゃんが売る
安納芋の、甘くてねっとりした、蜜たっぷりの焼き芋の味が恋しいです。
また食べたい。

今回は、3月21日春分の日に開催された
お芋スポット 川越のお散歩会レポです。

待ち合わせを制するのなら、駅構内図を頭にいれるべし

集合場所は駅ビルに接する、本川越駅です。
ここで私は出る改札を間違えました。
あとから知ったことですが、本川越駅には
・階段をのぼって駅ビルに繋がるところと
・ホームと同じ階にあるところと
改札が二つありまして
私は階段に隣接するエスカレーターの音を目指した結果、誰もいない駅ビルへ繋がる改札へ出てしまいました。
参加者のかたに迎えに来ていただいて無事、みなさんのもとへ行けましたが
駅のつくりや集合場所の確認はもちろん、そもそも本川越に来る前、乗り換えを間違えているので
電車の行先も含めて予習をしっかりとしておくことが大事だと痛感しました。
土地勘のないところでもぐんぐん謎の自信をもって進んでしまう
しばの悪い癖を数年ぶりに思い出せてよかったです。

さて、みなさんと合流できたところで、時間は13時過ぎ。
お散歩会スタートです。

ナビレクお散歩会マップの確認

今回は、視覚障害者5名(うち2名が盲導犬ユーザー)、晴眼者4名のお散歩会でした。
ガイドのダウンロード状況の確認をはじめると
それぞれのスマホからガイドが聞こえてきます。
ナビレクを使って歩くときは
1 マップをダウンロードする
2 再生モードで予習する
3 案内モードで歩く
が基本の流れです。
お散歩会マップを事前にダウンロードして、自宅で予習することをオススメします。

確認ができたら、いよいよ晴眼者とペアになって、まずは菓子屋横丁を目指して出発です。

いざ、城下町「川越」へ

駅を背に左へしばらく進んで、横断歩道を何度か渡った後
蔵造りの街並みへ入っていく、片道およそ1キロメートルの道のりは緊張しましたが
ナビレクから聞こえる観光的な案内と、ペアのかたが周辺に何があるか話してくださるので
談笑しながらの楽しい道中となりました。

明治から続くと言われる、石畳の通りに入って、行きのゴールである休憩所に到着すると
一角に集まって座り、軽い自己紹介をしました。
そのあと、スタッフのかたが
・川越は江戸時代に川越城の城下町だったこと
・さつまいもが有名で江戸時代には、川越と江戸を結ぶ
新河岸川で流通させていたことなどを教えてくださいました
川越情報もばっちり抑えたところで1時間の自由行動です!

誘導時の立ち位置について
ところで、誘導されるときや誘導するときの立ち位置で迷ったことはありませんか。
私は、利き手の右手に白杖を持つので、相手には左に立ってもらい
背丈のバランスによって肩や腕を貸していただくのが歩きやすいです。
最近では相手から「どっちに立った方がいいですか」と聞いてもらえることが多いので
リクエストもしやすく助かっています。
歩くペースも、私はスタスタ歩く家族の誘導に慣れているので早めでも大丈夫です。
これも「歩くの早くないですか、大丈夫ですか」と聞いてもらえると安心できます。
駅のホームなんかだとスタスタと行くと少し怖かったりします。
誘導する機会があれば、立ち位置と歩く速さを聞いて
お互いに安心して歩けるようにしていただけたら嬉しいです。

菓子屋横丁を食べつくしたい

行きのナビレクでも聞こえてきた、菓子屋横丁のおいしいところ
芋あんのたい焼き、お芋のソフトクリーム、芋けんぴなどなど
さらには、たこ焼きをえびせんで挟んだり、手焼きせんべいが体験できるお店もあるようでした。
お昼を食べていなかったので、お腹が鳴るのを抑えるのが大変だった記憶があります。

菓子屋横丁を歩いている感覚と雰囲気は、鎌倉の小町通りのようで
人のスキマを縫っていくときに肩が少し触れてしまうのも
騒がしくはないけどにぎやかで、声があまり通らないのも
「あぁ、観光しているな」と個人的には楽しいポイントでした。
ナビレクを聞いて「ここが気になる」と自分から行きたい場所を言えるほど
適切な説明の長さとタイミングで、お店の情報を伝えてくれるように
マップが作成されていてとても嬉しかったです。

ここでは、お漬物をお土産にして、おやつに芋あんのたい焼きを頂きました。
トーストしないで食べる、絹のような食パンがとても気になりましたが
並んでいるということで今回は、今回は訪問できなかったので
また、ナビレクを使って家族と行こうねと計画しているところです。

集合時間になると、スタッフが1メートル近くもある、大きな麩菓子(ふがし)を手にしていました。
このあと帰るだけならちょっとほしかったな。
やたら大きいものって魅力感じませんか。パンケーキも大きくてふわふわがいいです。

すっかり和気あいあいとしたお散歩会メンバーの帰りは
川越のシンボルと呼ばれているそうな
時の鐘に寄り道するルートになっていて
単純な往復ではないことに、マップ作成者の「楽しんでほしい」気持ちが伝わってきて
ここでもまた思い出が増えました。
時の鐘は一日4回、午前6時、正午、午後3時、午後6時に鳴るようです。
ぜひ、狙っていってみてくださいね。

目の神様を訪ねる

本川越駅を背に今度は右に進んで、商店街だったかな、少しにぎやかな通りと
スーパーの裏口側を抜けていくと、2つめの目的地である、川越八幡宮があります。
ここには目の神様がおられ、目の形をした石造があります。
その昔、国づくりのために力を尽くしたことから
大国主命と少彦名命が目の神様として信仰され続けていて
ご神木の目薬の木には、江戸時代から樹液を煎じて
点眼薬や洗顔薬として利用されてきた話があります。
樹液、聞いているだけだとひどくしみそうですね。

ナビレクから本堂や目の神様の位置についても案内があったので
砂利や段差に気をつけながらも、位置関係がわかっているだけで集中エネルギーを節約できていると感じました。
いつも以上に心を込めてお参りした後は、いただけたら嬉しいなと持参してきた御朱印帳に
ご朱印を拝受いたしまして、大満足のお散歩会は16時半ごろ本川越駅で解散となりました。

おわりに

まだ肌寒い3月下旬のお散歩会は
往復で計3キロメートルも歩いて、この日だけ万歩計が1万歩を超えました。

コロナのこともあって
ここ数年は勝手知ったる家族としか出かけていなかったので
歩くこともしかり、はじめての人と集まることに少し人見知りが入って
お散歩会への参加には緊張もしたし、かなり勇気がいりました。
はじまってしまえば、地元と少し違う空気間や街の音が楽しく
ペアとも自然に談笑しながらの道中となり楽しかったです。
さらに、甘えっぱなし、まかせっきりにせず
ナビレクの道案内を自分でしっかりと理解しながら歩くので
いつもより「歩いている」感覚が強く
連れて行ってもらうことが100パーセントではないことも
一緒に出掛けている感覚を味わえてとても嬉しい経験でした。

ここまで全部読んでくださったかた、ありがとうございます。
つたないレポートでしたがいかがでしたか。
みなさんもお散歩会に参加して
ナビレクの音声と振動で歩く体験を通じて
歩く楽しさと達成感を味わっていただけたら嬉しいです。
そして、普段の外出にもナビレクを使ってみようかな、と思えるきっかけになってくれたらさらに嬉しいです。

今回のお散歩会マップはこちら
西武新宿線本川越駅から菓子屋横丁まで(ナビレコお散歩会)

本川越(西武新宿線)から川越八幡宮(目の神様)まで

目的地についての情報はこちら(外部リンク)
小江戸川越観光協会 菓子屋横丁スポット情報

川越八幡宮 目の神様

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