こんにちは。ばんです。
今回は、ナビを作成する上で目印になる街中で聞こえてくる音について考えていきたいと思います。
①「耳印」をナビに組み込む
日常的に街を歩いていると、様々な音が聞こえてくるかと思います。
例えば大きな商店街に行けばイベントや通行マナーに関するアナウンス、学校の近くならチャイムや部活動の練習中の声、公園なら子供の遊ぶ声が聞こえてくるかもしれません。
そういった、耳から入ってくる情報をナビに組み込むと、視覚障碍者にとっては自分の今いる位置に安心感を持つことが出来ます。
今回は都市圏において使いやすい「耳印」をいくつかご紹介したいと思います。
②店舗のテーマソング
ある店舗が近づいてくると、テーマソングが聞こえてくることがあります。
家電量販店が一番わかりやすいかと思います。店内放送が聞こえてくるスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアに入った時の音なども耳印になると思います。
この他にもカラオケ店の近くでは歌が聞こえてくるので、参考にできるかもしれません。
③駅周辺の音
駅の近くは特徴的な音がたくさんします。列車の走行音や発着アナウンスはかなりの頻度で聞こえてきますし、踏切の警告音、改札が屋外にあればICカードをタッチする音などが聞こえてくるかもしれません。
これらの音は参考にできると思います。
④まとめ
このように、極端な深夜や早朝を除けばどんな時間でも安定して聞こえてくる音というのは比較的に耳印にしやすいかと思います。
もし身近な場所のナビを作ることになった場合、こういった耳印を探しに出歩いてみるのもいいかもしれません。