こんにちは。ばんです。
今回は、ナビ作成のリクエストを受けた場合、
依頼者と直接やり取りしたほうがいいというお話です。
①リクエストされたナビは可能な限りユーザーと連携して作ったほうが良い
ナビエディットでのナビ作成はパソコン1台で完結させる事も出来、 スピーディーにリクエストに応じられることが1つの強みですが、 リクエストに応える場合は、状況が許せば依頼者と直接やり取りをしたほうが、依頼者にとって満足度の高いナビを造ることが可能です。
②視覚障碍者の多様性
視覚障碍者と一口に言っても、全盲か弱視かで必要な情報が変わってきます。
全盲であれば、見えなくても判断可能な情報が重要になりますし、弱視であれば見えかたによって必要な情報や、場合によっては歩きやすいルートが変わることもあります。
弱視の例について言えば、眩しい場所が苦手な弱視には日陰やビル影など暗くなる道が歩きやすいですが、暗い場所がみえづらい弱視の場合は、日当たりがよく光源の多いルートのほうが歩きやすい、などと全く異なるニーズが存在します。
また、単独で街を歩くのにどのくらい慣れているのか、歩くときに何を参考にしているか、歩く目的は何なのかによっても望むルートは変わってくるケースがあります。
例えば、多少歩きづらかったり長距離を歩くことになっても、運動の為に歩きたいというような要望などは十分あり得ると思います。
このように、障碍特性や目的によってはニーズが変わってくるため、これらに対応する為にも、出来れば依頼者と連絡を取り合ったほうが満足度が高くなります。
ナビを作る際の参考にしてみてください。