こんにちは。ばんです。
今回は、以前書いた付録説明の情緒を補う使い方を 日頃使うルートに落とし込めないかというお話です。
①日常と情緒
この記事を執筆している9月上旬、大分暑さも和ぎ、日が短くなった事もあり、秋の訪れを感じています。
私が、日常生活で外を歩いていて一番何気なく感じる情緒は季節感だと思います。
季節感は多くの人が日々何気なく意識していると思いますし、そこに情緒的なものを感じるのではないでしょうか。
これらをナビに組み込めたら歩くのが楽しくなるはずです。
②見えなくても感じる季節感
見えなくても音で感じる季節感は暑さ寒さは勿論のこと、
音や香りもあるかと思います。
私が道端で強く季節感を感じる香りがあります。季節的にはもう少し先の話ですが、道端で何処からともなく
キンモクセイの香りがしてきた時です。
この時は明確に秋を実感しますし、あと数か月もすれば1年が終わるという哀愁を感じるのです。
こういったものを実感する場所があれば、ナビにも情報として組み込みやすいかと思います。
③見える情緒
では、「見て感じる情緒を組み込むのは不向きなのか?」と言われると、
私個人はそうは思いません。
視覚障碍者も、目に見えるものを想像し、そこに何かを思う事は出来るからです。
例えば綺麗な桜の名所があったとして、
「春になると辺り一面が満開になった桜の花で埋め尽くされ、空を見上げると幻想的な光景が広がります。」
と書いてあれば、1人1人がその光景を想像し、その光景に対して感想を抱くかと思います。
このように、見て楽しむ情緒にも書く意味があると私は思います。
③目的に合わせよう
無論、とにかく急いでその場に向かう為のナビには向きません。
ですが、歩くことそのものを楽しむ事を目的にしていたり、日常で使う時のちょっとしたアクセントに付録説明に組み込む分には、人間味があって良いのではないかと思います。
ナビを作成するときの参考にしてみてください。