こんにちは。ばんです。
今回は人混みについて書いていこうと思います。
①年末年始
この記事を書いているのは9月中旬ですが、
掲載するころには10月を過ぎているかと思います。
10月と言えば、ハロウィンです。
私も例年は渋谷で勤務している為、何年か前の業務後に、一度だけスクランブル交差点を見に寄り道した事があります。
仮装した人たちが埋め尽くさんばかりの人混みで、遠目でちらっと見るだけで帰る事にしました。
ハロウィンも含めて今年はコロナウィルスの関係でどうなるか分かりませんが、このくらいの時期から、年末年始にかけて人が街に集まりだすイベントが増える気がします。
そこで発生する人混みについて個人的な見解を中心に書いていこうと思います。
②視覚障碍者と人混み
私も含め視覚障碍者で人混み自体が好きだという人は多くないように思います。その理由は次の通りです。
・人が入り乱れる中、人を避けるのが得意ではないから。
・雑踏で周囲の音が聞こえにくくなるから。
前者については、人の進行方向が自分と一致している場合はいいのですが、人々の進行方向が不規則になっている場合や、自分だけ流れに逆らわなくてはいけない場合、人にぶつからずに歩くことが難しいのです。
私の場合、通常人を避ける場合は余裕をもって若干オーバー気味に避けるようにしています。
ですが、人混みの中ではスペースに余裕がなく大きく避ける事が出来ないので、避けきれないという事が起きます。
後者については、視覚障碍者は遠距離の情報を検知するのに聴覚への依存度が高いのではないかと思われます。
例えば自動車やバイクの走行音が聞こえてくれば、それを頼りにぶつからないように避けるなどです。
人も歩くときに靴音などを少なからず出しています。ですが、これらが無数に聞こえてくると、他の音を拾えなくなったり、平衡感覚が若干マヒしてくるような感じが私はします。
以上のようなことから、人混み自体が好きという視覚障碍者は多くはないのではないかと思います。
③まとめ
今回は人混みに対するとらえ方について紹介しました。
人を避けるモーションの関係や聴覚情報の習得が難しくなることから、あまり得意という人は多くないのではないかと思います。
ナビを作るときも参考にしてみてください。