点字ディスプレイ比較体験会報告

アメディアの望月優です。
去る4月16日の土曜日、高田馬場のワイム貸会議室で点字ディスプレイの比較体験会が行われました。

出展メーカー

この会は、ケージーエス株式会社の主催で行われ、
エクストラ、日本テレソフト、アメディアの3社、合計4社が各社の点字ディスプレイ製品を展示しました。

製品の種類

主催者のケージーエスとエクストラは、高級な製品、
日本テレソフトとアメディアは比較的安価な製品を持っています。

ケージーエスのブレイルメモAIRスマートシリーズには、32マスのものと16マスのものがあり、漢字かな交じり文にも対応し、また音声出力もできます。
エクストラは、韓国ヒムス社製のブレイルセンスシリーズを扱っており、こちらには、32マスの製品と20マスの製品があります。
こちらの製品も、漢字かな交じり文に対応し、音声出力機能も搭載しています。
日本テレソフトは、中国セイカ製の製品、アメディアは米国オービット・リサーチ社の Orbit20 を展示しました。

Orbit20 は、点字データとしての取り扱いのみの対応で、点字メモ機としての利用に限られています。
ただ、 iPhone にブルートゥース接続して、 VoiceOver が読み上げる内容を点字で読んだり、フリックなどの操作を点字のキーで行うことができます。

来場者

コロナがまだある程度はびこっている中、心配しましたが、全体では54名の来場者がありました。
アメディアのブースもスタートした10時から午後2時頃までは、ひっきりなしにお客さんが訪れ、 Orbit20 を説明できました。

利用者による製品紹介セミナー

ケージーエスさんの企画で、各社の製品を利用者が紹介するというセミナーが行われました。
Orbit20 は、横浜にお住いの齋藤さんという方に紹介して頂きました。

ナビレコの活躍

高田馬場駅戸山口からワイム貸会議室までの往復経路のナビレコ地図があらかじめ作ってありました。

主催者のケージーエスさんがナビレコ地図があることを案内してくれていたので、ナビレコを使ってこられた方もおられたのではないかと思います。

もちろん、私はナビレコを使って現場に到着しました。

アメディアフェアに向けて

今回、コロナ禍でもたくさんのお客さんが来場されました。
5月28日には、アメディアフェアが行われます。

今回のアメディアフェアは予約制です。
ぜひ、ご来場ください。

アメディアフェア
https://www.amedia.co.jp/event/amediafair/

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