こんにちは しばです。
最近、近所に濃厚でおいしい
北海道ミルクのソフトクリームが食べられるお店ができて、嬉しいしばです。
ただ、そのお店のある通りは、日中、日影がほぼないんですよね。
遮光眼鏡ユーザーとしては、照り返しも極力避けたいところ。
「この時間は右側が日陰になるよ」
とか
「この時間は左から行くと、遠回りでも日影が多いよ」
とか
この時期、その時間にどこを歩けば、自分に都合がいいコンディションかがわかるマップがあるといいなぁと
思ったのが6月のはじめごろでした。
そして、それを録音モードでつくれるのではないかと思い立ちました。
みなさんは、ナビレクの録音モードを使ったことがありますか。
今回は、ナビレクの録音モードを使いなれている方も、まったくわからない方も
この機会に、一緒に基本のつくり方をおさらいしていきましょう。
ナビレクの「録音モード」ってどんな機能?
普段は、ナビ広場からマップをダウンロードしてつかうことが多いナビレクですが
ユーザーが現地を歩きながら、自分の声を吹き込んだ録音ガイドをつくることもできるんです。
この機能を「録音モード」と呼んでいます。
難しい操作を想像するかたも少なくないと思いますが
マークをつける、スマホに向かってしゃべる
の2つのことを覚えればつくれるので
身構えずに、このあとの作り方を聞いてみてくださいね。
ステップ1 録音モード機能の場所を確認しよう
録音モードは、アプリ内で「録音ガイドの作成」という項目になっています。
ナビレクを起動した最初の「ガイド選択ページ」の、見出し「ナビ広場」を過ぎたところにあります。
タップするとすぐに録音が始まります。
ボイスオーバー操作
指1本の右フリックで項目をひとつずつ探すか
ローターを見出しに設定していれば、指1本の したフリックでも探せます。
項目名は見た目と同じ「録音ガイドの作成」です。
ステップ2 ガイド名をつける
出発地点で「録音ガイドを作成する」 をタップすると
効果音が鳴って録音が始まります。
歩き始める前に、ガイド名をつけましょう。
最初の5秒がタイトルになる
録音ガイド作成が始まって最初の5秒間に話したことが、ガイド名になります。
定番は「なになに駅からなになに」ですね。
避けたい言い方は、「ここから」とか(今いる場所から)などの
後で聞いた時に、どこから歩き始めているのかわからなくなるガイド名です。
結局、自分がわかればそれでいいとも思いますが
録音ガイドが増えてくると、一覧から探しにくくなってくるので
なるべく、具体的な名前で、ガイド名をつけることをおすすめします。
うまくガイド名を付けられなくても
作成した後に、音声またはテキスト入力で
ガイド名を付けなおすこともできます。
大事なのは、どこからどこへ行く経路の録音ガイドなのかがわかるようにしておくことです。
ステップ3 ポイントの置き方
ナビレクのマップは、2種類のピンが使い分けられていてそのうち
ピロロロ という高い音が鳴るピンをポイントと呼んでいます。
これを、特に説明が必要ないところでも一定間隔で置くことで
しっかりと経路上を歩けていることがわかる親切なマップになります。
ただ、登場回数の多いポイントを、歩きながらつけるのは大変ですし、集中力が落ちて危ないですよね。
そこで、録音モードでは、ポイントが等間隔に自動でつくようになっています。
ポイントの置き方、なんて見出しにしましたが
特に意識しなくて大丈夫です。
ステップ4 マークをつける
2種類目のピンは
ジャーララッラとやや低めに鳴る、マークです。
これは、曲がり角や信号の手前など重要な場所につけます。
マークをつける操作(ボイスオーバー共通)
手順1 つけたい場所で指1本のダブルタップ(このとき、ちゃんとマークがつくと効果音が鳴ります)
手順2 コメントがあれば、スマホに向かって話す
コメントはたとえば、「右に曲がります」「信号を渡ります」などの案内です。
うまく作るポイントは、短くまとめること
長い説明は環境音を聞く妨げになりますし
次のポイントやマークを拾うと
せっかく頑張っていれた説明も途中で切れてしまいます。
曲がり角ではこう言おう、交差点では信号のあるなしを言った方がいいかな、などと
あらかじめこうきたらこう言おうとパターンをシミュレーションしておくと、いいかもしれませんね。
進む方向を知るためのマーク
経路上の次のマークにスマホを向けると振動して進む方向がわかります。
これを意識してみると、間違いやすそうな斜めに分岐している路地や、踏切の渡る方向などをしるためのヒントにも使えるつけ方ができると思います。
ステップ5 録音モードを終了する
ガイドの目的地に着いたら、録音モードを終了させましょう。
録音ガイドの作成を終わるときの操作方法
手順1 指2本で2回タップ(ボイスオーバー共通)
手順2 開いた終了画面から「録音完了」を、選択・実行する
ガイドの保存先
ナビレクの最初の画面にある「ガイド保管箱」に
録音ガイドが保存されていきます。
話したこと、環境音が録音される録音モード、どう使いたいですか
さて、いかがでしたか。
ここまでお伝えした5つのステップで、簡単な録音ガイドが作れます。
私が自宅で試してみたところ、GPSが混乱したようで
ピロロロ、ピロロロと、お祭り騒ぎになってしまいましたが
スマホに向かって話したことや
壁に手をぶつけた音までもが、しっかり録音されていました。
そう、今回のステップのなかでは、マークの時にだけスマホに向かってしゃべる説明をいれましたが
もちろん、マークをつけないところでも
声や電車、お店の音
手をぶつけた音さえも
録音モード中のナビレクが拾った音は録音されます。
たとえば、聴きなれた入店チャイムが聞こえてきたら
「コンビニの前を通過」
郵便ポストにあたったら
「ここに郵便ポストがある」
だったり、次に歩くときに自分にとって参考になる情報は
ぜひ、いつでもナビレクに話しかけてみてください。
同行者と一緒につくる
録音モードは、視覚障害者が自分でガイドをつくれる機能ですが
見える人のサポートがあれば
曲がる・渡るなどでマークをつけるべき良いタイミングがわかり
より”歩きやすいガイド”を作成できます。
みなさんなら録音モードでどこを歩きますか。
生活に直結するところで、私だったら
自宅からゴミ捨て場までをつくれたらよかったなと思います。
以前、引っ越した後に
曜日によって違うゴミ捨て場所を覚えるのが大変だった記憶があります。
ちょっとした距離でもガイドが作れる録音モードをぜひ、使ってみてくださいね。
おわりに
この夏、私が欲しいのは、日影を通るガイドなので
ガイド名は「7月の11時頃の自宅から駅」にして
「ここから先右側が日陰」
というように、日影情報を録音していくことになります。
作る時間帯は、朝、お昼前、お昼すぎ、夕方くらいですかね。
歩きなれた自宅から駅までの道なので
歩けるガイド、というよりは情報が得られればいいので、今回の基本の作り方で気張らず作っていこうと思います。
それでは、今回はここまでです。
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7月日程
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30日日曜日 19時30分