すぐにできる!来店を希望する障害者への合理的配慮:ナビレク・バリアフリーマップ

1万人以上が利用する音声・歩行ナビアプリ「ナビレク」とバリアフリーマップがあなたの店舗へ行きたい人をサポートします。
(株式会社アメディア 5月24日配信リリース)

2024年4月から民間企業に義務化された「合理的配慮」により、
積極的な声掛けをはじめ、店舗や施設内でのバリアフリー意識が向上しています。
ナビレク・バリアフリーマップがそれらの店舗・施設への道案内を請け負うことで
「アクセスの合理的配慮」をお手伝いします。
今回は視覚障害スタッフの実体験とともにお話しします。

X(旧ツイッター)にこんなハッシュタグがあります。
#視覚障害者が嬉しいと感じた配慮
覗いてみると、バスのICリーダーの場所を教えてもらった、
案内の声をかけてくれた、花の種類や色を教えてくれたなど、
日常の中に様々な心のバリアフリーが溢れているのが分かります。
緊急事態宣言などコロナ禍を経て、最近は外で気軽に声をかけられることも増えました。

また、店舗や施設にも勉強熱心な方が多いです。
飲食店ではどこに何を置いたかを教えてくれるだけでなく、
本来は背の高いグラスのところを、持ちやすいカップに変更するかどうか聞いてくださることもあります。
施設内では義務化以降「あっち」「こっち」ではなく「右」「左」で案内されることが意識されています。
これは視覚障害者への配慮例として政府から出されている言葉の案内方法です。
それまでは一様に見えない人相手に「どう説明していいかわからない」といったことがありましたが、
当事者のSNS発信などからも吸収して「こう言えばいいのか」と、
目が見える人の間で少しずつノウハウを積んで行けているように思います。

視覚障害者はあなたのお店の潜在的なファン

店員さんがその都度お客様を駅まで迎えに行ったり、送ったりすることは大変ですよね。
合理的配慮は「業務に支障がない範囲でできる限り行う」ことになっています。
それでは、お店に行きたい視覚障害者をどう案内したらいいか?
この配慮の空白をナビレク・バリアフリーマップがカバーします。

右はナビレクアプリでマップを再生している画面。左ナビレクアプリの現地案内モードでマップの案内と進む方向への振動を受けながら歩いてくる男性の写真があります。
ナビレクの案内で歩くアメディア代表 望月優(左) ナビレクアプリでマップを予習している様子(右)

ナビレク・バリアフリーマップでアクセスを充実させてファンを呼び込む

ナビレク・バリアフリーマップは、人が道路や周辺状況を確認して考えて作る地図です。
これは、アメディア代表で自身も視覚障害当事者である望月 優の「地図が欲しい」から開発が始まっており、
一般的な地図と主に異なる点としては、次の曲がり角・横断歩道までの距離、
視覚をサポートする情報、周辺の特徴や気を付けたい場面での注意喚起、到着した後の入口までの説明など、
目が見えなくても安心して歩くための配慮が行き届いているところです。

また、専用の無料アプリ「ナビレク」にマップをダウンロードすると、
現地ではGPSに連動した音声アナウンスと進む方向への振動機能で目的地まで案内します。

ナビレク・バリアフリーマップを紹介するパンフレットです。マップの特徴や公開サイトナビ広場やアプリとの仕組み、機能などについて書かれています。
ナビレク・バリアフリーマップの案内パンフレット

現状、店舗や施設のアクセスページの中で視覚障害者に役に立つ情報は、最寄り駅くらいです。
最寄駅からどう歩いていくかまで書いている場合でも、
画像と組み合わせた “見える人向け”なので、視覚障害者にとっては情報が不足しています。
そこに、このナビレク・バリアフリーマップを加えることで、
来店をいつでもサポートできるようになります。

ナビレク・バリアフリーマップをアクセスに用いるメリット
・文字を読んだり画面を見る必要がないため視覚障害だけでなく、子どもや高齢の方もアクセスしやすくなる
・URLひとつで説明できるから、SNSやQRコードにして広報にも活用しやすい
・バリアフリーに取り組む店舗・施設として認知度が上がる
・新しいファンを迎え入れられる
・一度作成したマップはダウンロード数の制限なく無料で利用できるから、無理なくサポートできる

すぐできる!今あるマップを活用したサービス

マップはナビ広場に公開されており、全国4940(5月23日10時時点)の経路をいつでも誰でも利用できます。
ここにすでに公開されているバリアフリーマップにも、あなたの店舗情報を追加で織り込むことができます。
たとえば、ナビレクアプリは経路の途中からでも道案内できるので、
店舗名や詳細を取り入れると目の不自由な人にとっては立ち寄りポイントにできますし、
お店の存在を知ってもらうことが出来ます。
また、公式サイトや窓口となるSNSのリンクを「SDGsパートナー」として掲載したり、
あなたの店舗のために、新規のバリアフリーマップの作成も行います。
※いずれも「合理的配慮」の範囲でできるお手頃費用です。

みんなをわくわくさせる一緒に歩ける地図で満足度アップ

一人歩きする視覚障害者にはもちろんのこと、
見える人と一緒にいるときもナビレクアプリで道案内を受ければ、
歩きスマホをせずに会話を楽しみながら歩けます。
店舗や施設の情報を盛り込んだオリジナルのバリアフリーマップなら、
行くまでの道も帰るときも楽しい時間を提供できます。

屋内の様子もナビレクで説明

ナビレクアプリには、GPSを使わずに内容を聞ける地図機能があり、
あなたのお店の情報を今使っている1万以上の視覚障害者のほか、
今後利用するすべての人に歩いていなくてもいつでもどこでも聞いてもらうことができます。
また、この機能を使ってショッピングモールや運動施設、
地下にあるお店までの案内、ホテル内などGPSの届かない屋内の様子もある程度説明できます。

車や周りの音のヒントが少ない屋内では、
目の不自由な人にわかりやすい言葉の道案内に気を配る必要がありますが、
ナビレク・バリアフリーマップがあれば、そういった気配りも行き届いている台本となるので、誰が読んでも同じ案内ができます。

作成例
東京メトロ丸の内線新宿駅A6出口から新宿中村屋ビル
Point 到着した案内にとどまらず、ビルに入っているフロアごとの店舗案内で、マップを聞くたびにあなたのお店の名前が流れます。
ホテル日航奈良 3階フロアの音声ガイド説明

合理的配慮とナビレクは相性◎

業務に支障が出ない範囲で行う合理的配慮と相性の良い、
ナビレク・バリアフリーマップをアクセスに取り入れてみませんか。
アメディアには視覚障害スタッフが3名おり、一人の視覚障害者としてアイデアがあります。
どんな情報が役に立つか、オリジナルマップはどのようにしたら使いやすいか、
そもそも目の不自由な人の求めることは何か、などなどまずはぜひ、お気軽にご連絡ください。

お問い合わせ先

株式会社アメディア
代表: 03‐6915-8597 ナビレク事業所: 050-1791-2071
いずれも平日10時~12時、13時~15時
メール: navibiz@amedia.co.jp

<取材について>
視覚障害者の外出についてやバリアフリーマップ又は弊社への取材をお待ちしています。
代表取締役 望月優がインタビューにお答えします。

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