こんにちは。ばんです。
今回は私が思うナビエディットでのナビ作成の重要なポイントの1つ
「安全な道を選ぶ」について考えていきたいと思います。
まず、視覚障碍者向けにナビを作るうえで、必ずしも目的地までの最短ルートを選ぶ必要はありません。
それよりも歩行するうえで安全であるかが重要になります。
①道路の横断回数
具体例としては、道路を横断する回数が3回の道と2回の道があれば、
横断回数2回の道を選んだほうが交通事故にあうリスクが少ないという事は想像に難くないと思います。
②歩行者の交通量
もう1つ例を挙げると、人の交通量は、道幅に対して多すぎても移動しにくいですが、
少なすぎる事もネックになります。信号が見えていない人が横断歩道を渡る際参考にする情報の1つが、
周りの人の歩みの流れです。周りに人がいて止まっていれば赤信号だと判断しますし、
歩き始めれば青信号だと判断します。(私自身も人の流れを参考にしながら横断した経験は何度もあります。)
③人や物の侵入方向
この他にも、人や物の侵入方向が限定されている道は安全度が高かったりします。
例えば線路沿いに歩く場合、線路のある方向からは人や車が侵入してくることはない為、
警戒しなければいけない範囲が少なくなるため安全度が高くなります。
このように、どのようなルートを選ぶかをよく吟味しながら、ナビ作成をしてみてください。