【iOS版ナビエディット】ナビレクマップを作る前に

こんにちは。
梅雨真っ只中で天然パーマの髪が爆発しているみかんです。

今回のテーマは、ナビレクマップを作る前に気をつけたいこととガイド名の編集についてです。
iOS版ナビエディットのアプリ内の航空写真はiOSのマップアプリの機能を利用しているのですが、衛星写真の引きの画像で周辺情報がフォローしにくいですよね。
そんなときのために、現地を歩いたり、外部サービスを利用したり、情報を捕捉するためのポイントをまとめてみました。
PC版ナビエディットをご利用の方にも役立つポイントがあると思いますので、是非チェックしてみてくださいね。

都営三田線三田駅A8出口(階段)から東京都障害者福祉会館のナビレクマップを例にして解説していきます。
下記ボタンからご参照ください。

地図作成地を調査しよう

経路の選定

結論から言ってしまうと、経路の選択に正解はありません。
点字ブロックの有無や幅の広い歩道など、歩行時の安全性を重視。
最短経路で楽したい。
あのパン屋に行きたい!といった寄り道スポットがある。
羞明や夜盲症の場合、経路の日当たりが良いことも悪いことも選定のポイントになりますね。(過去記事を参照

このように、人によってナビレクマップに求める価値観は異なります。
そのため、出発地と目的地が同一であっても、用途に応じて使い分けられるようにさまざまな経路のナビレクマップがあっていいと思います。

この例では、最短経路であることよりも安全性を優先しました。
点字ブロックがある経路でも駐車場を大きく横切ることになるので、日比谷通り沿いに進む経路を選択しました。

主要な道路や交差点の名前

ナビレクユーザーさんは、ナビレクの再生モードを聞いて予習してから実際の経路を歩いて利用します。
そのため、頭の中で地図を思い描きやすいように、ナビレクマップに主要経路の名前を記載することをおすすめしています。

また、名前が付いている道路や交差点は、交通量が多く歩行に気をつけなければならない可能性が高いです。
迷子になったときに他人に聞くときにも、重要な情報ですよね。

この例では、「都営三田線三田駅A8出口から東京都障碍者福祉会館までを日比谷通り沿いに進む、総距離50メートルのガイド地図」のように、ナビレクマップの概略を一番最初の付録説明で解説しています。
「一つ目の分岐です。右に曲がり30メートル日比谷通り沿いを進みます。」と実際に日比谷通りに差し掛かったポイントの説明でも使うことで、概略を聞いて思い浮かべた脳内地図と結び付けながら予習しやすくなります。

 

GPSが動作しにくい場所

建物内や地下道を移動するときなど、GPSを頼ったガイドができない場合があります。
多くのナビレクマップではGPSの活用できる地上を出発地点にしていますが、併せて、GPSが動作しにくい場所を付録説明で案内するのもおすすめです。

この例では、出発地点を都営三田線三田駅A8出口の階段を上がって地上に出たところに設定しています。
駅からの案内の場合は駅の構内の案内の需要が見込まれるので、併せて、ナビレクの出発地点までの案内として、以下のように付録説明を活用しています。

 

  • 都営三田線三田駅の構内と福祉会館方面改札までの案内
  • 福祉会館方面改札からA8出口までの案内
  • A8出口のエレベーターを利用する場合の案内
  • A8出口からポイントを使ったナビレクガイドの案内

駅の構内図はストリートビューに反映されていないことも多く、PC版ナビエディットでも案内をするのが難しいですよね。
現地を歩いてナビレクマップを編集できるからこそ丁寧な案内ができる点で、iOS版ナビエディットは優れていると思います。

ガイド名を編集しよう

タイトルの編集

まず、iOS版ナビエディットのアプリを立ち上げて、右下赤字の「新規作成」をタップしましょう。
現在地を中心にした地図画面と上下のフリックで移動するメニュー画面が表示されます。
メニュー画面の一番上に「無題のガイド」と表示されているところをタップすると、ガイド名が編集できるようになります。

このガイド名は、ナビ広場にアップロードしたときのタイトルになります。
ナビ広場でマップを検索したときに表示されるので、誰でもわかるように命名しましょう。
「〇〇(出発地点)から××(到着地点)まで」の形式がおすすめです。

また、iOS版ナビエディットは編集中のガイドが自動保存されます。
PC版ナビエディットの「名前をつけて保存」に相当する個人管理用のガイド名がないことに注意しましょう。

次回は、ポイントの編集についてです。
いよいよ、本格的にiOS版ナビエディットの操作についてお話ししていきます。
お楽しみに!

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