こんにちは。ばんです。
弱視の人は物を見るのにたくさんのエネルギーを消費します。
今回はそんな時に役立つ食品のお話です。
①はじめに
弱視が物を集中して見られる時間は、経験上晴眼者と比べて短いと考えていいでしょう。
弱視に限らず集中しすぎた場合、頭が疲労を起こします。
ばんの場合は乱視が強く出てくるようになります。
こうなった場合、原則休憩を取るべきです。
ですが高い集中力を発揮している時に、物事に集中するあまり体に気が回らなくなっている事もあり得ます。
良くない事ではありますが、こういう場合は他にも体から強いサインが出てきます。
ばんがこれ以上は本当に危険だと判断しているいわば最終防衛ラインは、 空腹時にも関わらず食欲がない状態です。
空腹感は確かにあるのに、口に固形物を入れる事に抵抗がある。
もし万が一この状態になってしまった場合の対処方法を公開したいと思います。
酷い風邪などの時にも応用できるのでお付き合いください。
②物が食べられない時の対処法
まず作業の中断は必須として、とりあえず体の状態を一時的にでも回復させる必要があります。
エネルギー摂取が一番手っ取り早いので、下記の2つを紹介します。
・アイス
まだ多少固形物が食べられそうな時はアイスを食べるといいです。
アイスは冷たくて口の中で溶けやすく、高カロリーなので、疲労時に食べるのに向いています。
個人的には棒アイスが食べやすくていいです。スプーンを用意したりしなくてもいい為です。
・蜂蜜
いよいよ固形物を受け付ける気がしない…という時は蜂蜜をぬるま湯に溶かして飲みましょう。
マグカップ1杯のぬるま湯に、大匙1くらいが適量ですが、計量する気力がないときは適当でいいです。
即効性が高く、体への負担を最小限に抑えることが出来ます。
※高熱が出ている場合は食べない方がいいケースもあります。
この2つで一時的に回復出来たら次のステップです。
・感覚刺激を断つ
五感の感覚を可能な限り断ちます。
視覚は最低限移動に必要な光以外は取り入れず、聴覚も刺激しない、
匂いの強い場所には近寄らず…など断てる感覚は可能な限り断ちます。
・寝るorクールダウン
可能ならすぐに寝ましょう。仮眠でもいいです。
ただ、頭がまだ冴えている場合はそうもいかないので、ストレッチや散歩などのクールダウンを挟むようにしています。
軽く体がほぐれた時点でもう一度眠るよう試みてみましょう。
・その後の過ごし方
感覚を断ち眠ることで多少回復が出来たと思っても、出来るだけ体に刺激になるようなものはその日1日は避けるようにしましょう。
食事は油を使わずに作れる体に優しいものを選び、入浴できちんと汗を流し、弱視ならば視覚に訴えかけるコンテンツの利用は避け、ラジオなど他の感覚を使う娯楽も普段より音量を小さくするなど、体が余計な情報を受け取らない様に気を配りましょう。
1日経った後は様子を見て日常に復帰していきましょう。
③蜂蜜は緊急時に重宝する
②で触れましたが、蜂蜜はすぐにエネルギーに変換されるので即効性が高く、正しい知識で選びきちんと管理していれば長い間腐敗する事もなく、砂糖の代用品としても重宝するとても優秀な食品ですので、持っておくと緊急時に役立つかもしれません。
蜂蜜はスーパーなどでも買えますが、専門店などもあるようですので、きちんと拘りたい方は後者を探してみるといいかもしれません。
専門店に行ってみたい方は、ナビ広場でリクエストを出してみてはいかがでしょうか?
最後に今回紹介した状況は最終防衛ラインと銘打ったように、本当に後がない状況です。
そうならないようにするのがまずは賢明です。
自己管理には気をつけましょう。
はちみつは健康によさそうですね。
私はコーヒーに入れることもあります。
望月 優 様
お世話になっております。ばんです。
蜂蜜は体へ吸収されるのが早いため、疲労回復には本当に効果的です。
酸味の強いコーヒーと合わせると、飲みやすくておいしいかもしれません。