視覚障碍者とブレーカー復旧

こんにちは。ばんです。
まだまだ蒸すこの時期の電気代を見るのはきっと誰でも憂鬱なのではないでしょうか?
今回は主に電気のブレーカーをはじめとして、住居関連の安全装置の復旧についてお話しします。

①ブレーカーの復旧

さて、自宅にある安全装置といえば電気のブレーカーです。
このブレーカー、気を付けていても夏場は偶に落ちます。
この前やってしまったのは、エアコンをかけながら洗濯をしつつ晩御飯を作る為に電子レンジを回していた時です。効率よくやろうと思ったのが仇になりました。
バチンとブレーカーが落ち、部屋が真っ暗になりました。

ここでブレーカーにはいくつかの種類があります。
1つ目はアンペアブレーカー。家全体の電気使用量が一定量を超えると落ちるブレーカーです。
2つ目は安全ブレーカー。対応する回路で電気を使いすぎた場合、大体の場合は1部屋で電気を使いすぎた場合に落ちます。
上記で落ちたのはこの安全ブレーカーでした。
3つ目が漏電ブレーカー。家のどこかで漏電が起きている場合に落ちるブレーカーです。
これが落ちた時が一番危険ですので覚えておきましょう。

では復旧についてですが、まずブレーカーが落ちると、家電系が一斉に動かなくなったり電気が消えます。
家電をたくさん使っていれば心当たりがあると思うので、ブレーカーを確認します。
ウチの場合はレバーが下がっているブレーカーが落ちているブレーカーなので、基本的には上げて戻します。
見えない事に慣れていると思うので、恐怖心は健常者程大きくないかもしれません。

但し漏電ブレーカーの場合は対応が変わります。とりあえず家中の匂いを確認します。火災が発生している可能性がある為です。
火災が起きている場合は無理に消火するより周囲に火事を知らせて逃げましょう。
問題が無ければ家中のコンセントをすべて抜いて、復旧させます。
この時点で抜いたケーブルを触って異常がないかを確認しつつ、生活に必要なものから順に戻していきます。
コンセントを刺した時点で漏電ブレーカーが落ちた場合は、そのコードは絶対に使わないようにしましょう。
また、コンセントを刺す際可能な限り可燃物の近くで作業せず、感電に注意して作業しましょう。
自力での作業が心配であれば、マンションの管理人さんなど見える人に相談しましょう。

ちなみに余談ですが、ブレーカーの中にはワンアンペアブレーカーと呼ばれるものがあります。
これは電気代の支払いの遅れなどで電気が止まってしまった際、必要最小限の機械を動かす為にあります。
例えば未払いの電気代を一通り払い終えた後、スマホの電池が切れてしまって連絡できない…といった状況でも最低限充電を行う事が出来ます。
家のコンセントを全て抜いたうえで、どうしても使いたい機械のコンセントだけ繋ぐようにしましょう。
当然ワンアンペアでは生活は賄えませんので、素早く対処しましょう。

②ガスのロック

次にガスの安全装置についてです。基本的に日常生活で落ちる事はありません。
但し、災害時にガス漏れが起きた場合や、長時間ガスを使用し続けた場合には作動するように出来ています。
昔、お風呂にお湯を張ろうと蛇口を開けたまま寝てしまった事があり、朝膝から崩れ落ちた事があります。
当然直ぐに蛇口を締めるわけですが、この時お湯が出ているはずが水が出ていておかしいと思い調べました。

ガスのロックは自宅の中にあるとは限らず、マンションの共用部に人知れずあったりします。
迂闊に触って他の住人に迷惑をかける事もありうるので、分からない場合はガス会社に連絡しましょう。

③火災報知器

安全装置という括りで言えば火災報知器も含まれるでしょう。
火災報知器、意外と簡単に鳴ります。料理でちょっと焦がしたかもしれない…と思うレベルの煙でも鳴ります。
大きな音がするのでパニックになりやすいですが、正常に動作している証拠です。
上記のようなケースの場合、火を止めて部屋の窓も全開にして換気をすればすぐに収まりますので、落ち着いて対処しましょう。

④節電や家電の配置の分散を考える

以上、家の中で作動する安全装置のお話でした。
恐らく一番作動しやすく対処しやすいのがブレーカーだと思います。
安全ブレーカーが良く落ちる場合は節電を考えるか、家電の配置の分散を考えましょう。
1人暮らしの家はコンセントの配置から狭い箇所に家電が集中しやすいと思われます。
ですので、消費電力の少ない家電を選ぶか、電子レンジなど大容量の電気を使う家電だけは
出来るだけ分散して配置するだけでもいくらか効率的になると思います。
その上で使いすぎないように気をつけましょう。

省エネ家電を買いにお店まで行く方、ナビのリクエストを出してみてはいかがでしょうか?

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