ナビレクの日 録音モード体験会

一般社団法人 音声ナビネットの井出と申します。
今回のブログは、7月9日ナビレクの日のイベントでおこなわれました、私が担当した
ナビレクの 「録音モード体験会」 のようすを、お知らせしたいと思います。

先般のブログで、録音モードの使い方についての詳細を、しばさんから、レクチャーして
いただいたので、私からは、ざっくりと、使う方の 目線で、書かせて頂きます。

①録音モードのページ構成について

まず、ナビレクのページ構成を説明します。録音モードのページ構成は、3ページから
出来ていることを、イメージして下さい。
まず、録音モードに入るためのボタンは
トップページにあります。私は、ナビレクを教える時に、当事者のスマホには、いっさい
手を触れません。それは、当事者が操作をしないと、操作方法を覚えられないと、
思っているからです。目で見て、全ての操作を、手伝ってあげたら、その人は
次から、自分一人では、操作はできないでしょう。ナビレクを立ち上げて、録音モードに
入るには、トップ画面で、何回か、フリックして、録音ボタンにたどりつけないと
スタート出来ません。そのボタンの正式な名称は 「録音ガイドを作成」 と書いています。
ゆっくりと、トップ場面を、一つずつ、フリックしていけば、必ず、 「録音ガイドを作成」 に
たどりつくのですが、普段、高速でボイスオーバーを聞いている人の全員が、あせって
なんども、なんども、右フリックするものですから、「録音ガイドを作成」を通り過ぎて
しまいます。
なぜか途中の 「ガイドを探す」 ボタンでダブルタップして、ガイド選択画面に飛んでしまって
いる人もいました。実際に、「録音ガイドを作成」 のボタンは、トップ画面の下から、3番目に
あるので、いくつも、既存のガイド地図をダウンロードしているひとは、「録音ガイドを作成」
にたどりつくには、相当の回数のフリックが必要なことは、確かです。
何回もやっても、通りこしてしまいます。別に、なんでもないことのようですが、そのボタンを
ダブルタップするまでに、15分は、かかったと思います。
このブログを読んで、録音モードを試してみようと思った人は、出来れば、ボイスオーバーの
スピードを下げて、1秒に1回ぐらいにゆっくりと、フリックしてみて下さい。
必ず、「録音ガイドを作成」 のボタンにたどりつけます。

②録音スタート

さて、ここまでは室内で、練習していよいよ、外に出て、録音開始です。
上記に書いた、「録音ガイドを作成」 のボタンをダブルタップすれば
録音モードの開始となります。道路に出て、録音ボタンをダブルタップしたら
すぐに、またダブルタップすると、マークが付きますので、「なになにビルを出発」と
録音するのが、おすすめです。つまり、出発地点にマークを付けるということです。

③マークと録音のタイミング

そして、晴眼者に状況を教えてもらいながら、マークをつけてから、録音する。
つまり、スマホの画面をダブルタップして、音声を録音する。
曲がり角や、信号機のところなどに、マークを付けて、音声を録音する。
この、繰り返しですが、当日参加した人は、全員、盲導犬ユーザーの人で
左手にハーネス、右手にスマホをもって、親指で、ダブルタップするのは
おそらく、難しかったと思われます。
ここまでが、2ページでの作業です。目的地に着いたら、スマホの画面を
2本指でダブルタップします。すると、3ページに移ります。
その画面で、ゆっくり、右フリックして下さい。録音完了のボタンがありますので
そこを、ダブルタップすれば、終了します。

④まとめ

後日、サポートをした音声ナビネット会員からの、感想のメールをもらいましたが、
どうも、うまくいった人は、少なかったようです。それは、しょうがないと思います。
やはり、録音モードも、何回か練習をしないと、上手にはいかないとおもいますが
全国のナビレクユーザーさんで、とても録音モードを気に入っているかたがいて
リクエストをするより、自分で録音して、作ったほうが、わかりやすいとか、言う人もいます。
ナビレクの録音モードは、他のアプリにはない、特殊な道案内です。みなさんもぜひ一度
試してみて下さい。疑問があるかたは、近日新しい、音声ナビネットのホームページが
更新されます。そこに、新しい、連絡先のメールアドレスがありますから、遠慮なく
連絡して下さい。折り返し、回答を申し上げます。お待ちしています。

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