#猫の日 ナビレクで行くお散歩日記
~吉祥寺プティット村編~

こんにちは しばです。
2月22日
にゃん にゃん にゃん
今年も猫カフェに行ってきました!

音声・歩行ナビアプリ「ナビレク」

ナビレクは、
適切な道案内とルートづくりをしている
ナビレク・バリアフリーマップをダウンロードすることで
音声アナウンスと進む方向への振動機能で
目が見えなくても一人で歩けるナビアプリです。

今回使ったバリアフリーマップはこちら
吉祥寺駅から吉祥寺プティット村まで

ナビレクの作法 まずは再生モードで予習をしよう

ナビレクには、現地案内モードのほかに
いつでも聞ける再生モードがあります。
ナビレク作法として
1 まず初めに再生モードで経路全体を聞いてイメージする
2 現地を歩く
を推奨しています。

今回歩くバリアフリーマップを予習する

早速、今回のマップを再生モードで聞いてみると
「吉祥寺駅北口を背にして、
左方向に230メートル進み、
中道通り交差点を正面方向に渡り、
中道通りに入って270メートル直進した右側にあります。
総距離は530メートルです。」
出発から目的地までのざっくりとした行き方が流れました。

この部分は“付録説明”と言って
現地を歩くときの案内モードでは再生されない説明です。

GPSが上手く拾えなくても歩きだせる/道のイメージとスマホの振動

吉祥寺駅北口は屋根があり
加えてこの日は曇りだったことも影響して
GPSが上手く拾えず、ガイド開始の道案内が得られませんでした。

ただ、付録説明と再生モードで予習していたおかげで
道順のイメージと駅から途中の交差点までは
点字ブロックがあるとわかっていた
ので
北口を背にしてとりあえず左に進んでみることができました。
この時、私のiPhoneはしっかり左に振動していたので
これも歩きだせる判断材料となりました。

ちなみに
吉祥寺プティット村は複合施設で
入口で店員さんが声をかけてくれるわけではありません。
一人ではなかなかに難易度が高そうなので
家族と一緒に行きました。
家族も初めて行く場所なので
私がナビレクを聞いて歩く通りについてきてもらい
口出し厳禁のお約束でいざ、スタートです。

少ししてナビレクがGPSを拾えるようになり
あと150メートルで交差点です。

アイナビで信号の色を知る

さて、このマップ唯一の信号のある交差点が目の前にあります。

数十メートル左に行ったところにも交差点があります。
この、数十メートル左の交差点は信号が青になる度に
「信号が青になりました。左右を見て渡りましょう」
と大きなアナウンスが流れます。
このアナウンスが厄介なんですよね。
何が厄介かはまた、3月に横断歩道をテーマで
お届けするときに触れたいと思います。

それでこのアナウンスが今いる交差点でも厄介です。
・目の前の交差点の自分が行きたい方向の信号が
 青なのか赤なのかわかりにくい
・発進する車の音が聞こえにくい
・アナウンスが大きくてつられそう
つまり、聞こえてくる音に確信をもって歩けません。

なので、ここではアイナビを使います。
ナビレクと同時に起動できるので
信号の色を知りつつ
道案内を継続して聞くことができます。

使い方は過去記事で紹介しているので
ぜひ、読んでみてくださいね。
ナビレクを使いながらアイナビで信号の色を知る方法

交差点を渡ったら、路地を270メートル直進します。

ただ歩くだけでなく、いろいろなお店を知れるバリアフリーマップ

270メートル直進は正直言って、暇ですね。
こんなときに、青ポイントで通過を知らせるとき
さらっとお店のアナウンスがあると楽しいです。

今回のマップでは
途中、十字路やT字路を通過するときに
スポーツ用品店や八百屋、インドカレーなどが
左手にあることを書いてくれています。

そして、一番楽しかったのはナビレクから
イタリア料理のアップルパイが美味しそう
と聞こえてきたことです。

こうした情報は、人に道を尋ねるときなど
歩くヒントになるのはもちろんのこと
今回のマップを使ってまた違う日に
インドカレー屋に行くためのマップとしても使えます。
自由な使い方ができる、ナビレクの良いところですね。

吉祥寺プティット村に到着

近くもなく遠くもない距離で到着しました。
私の所要時間は15分くらい。
見える人がたったか行けば6分くらい。
人が多いので路地を慎重に歩きました。

吉祥寺プティット村概要
吉祥寺プティット村は2018年にオープンした
絵本の世界をモチーフにした複合施設で
横に3人が並んで手を広げると
端から端まで届きそうな、こじんまりした敷地に
猫カフェ、雑貨屋、ティーハウス
武蔵野クラフトコーラが楽しめる
テイクアウトショップが集まっています。
公式サイト

床には猫の足跡や猫目線で見れる看板もあり
ちょっとしたテーマパーク。

プティット村の入口を入ると
水の音が心地よく聞こえてきます。
この、こじんまりした空間に
なんと、小川があるんです。

一人分の幅の太鼓橋が2つあって
一つ渡ると雑貨屋へつづく螺旋階段
二つ渡ると猫カフェ
橋を渡らずに左に行くとティーハウス
入口右手にテイクアウトショップ
といったレイアウトです。

ざっくりとしたプティット村のレイアウトは
付録で説明されていたので、事前に把握できました。
公式サイトにレイアウトが見つからなかったので
これは助かる情報。
作成者さんは実際に足を運んでくださったようです。
(太鼓橋はこわかった、、、)

猫カフェと雑貨屋をちょこっと紹介

猫カフェ てまりのしろは
休日 昼 大人1800円 夜 大人1200円
で時間制限や延長料金なしが嬉しいポイント。

さらに、猫たちにおやつ(別料金)をあげることもできます。
スペシャルと通常の2種類おやつがあって
オススメは通常のかりかりおやつです。
猫カフェには首輪をつけている・いない猫がいて
スペシャルおやつは首輪の子にあげてはいけないんです。
かりかりはどの子にあげてもOK。
首輪があるかどうか見てわからないので
かりかりおやつなら
安心して猫カフェを楽しめます。
かりかりの音も癒されますよ。

さて、猫に癒されたら
お土産を買っていきたいと思います。
螺旋階段を上がって、引き戸を開けて中に入ると
ここもこじんまり。ぎっしり。
店内ではすれ違えないので
かばんは前にして、白杖も体にぴったりつけて
ちょこちょこ進んでいきます。
ハンカチやブローチ、ティーセットなど
所せましに並んだ雑貨から
この日はショートケーキとチョコレートケーキの
猫の置物を買い、満足です。

螺旋階段を慎重に降りて
吉祥寺プティット村を出て駅に戻ります。

おわりに

GPSが最初使えないとか
惑わされる信号とか
人も車もよく通る路地を270メートルも直進して
こじんまりとして太鼓橋を渡るような
決してバリアフリーではない
白杖ユーザーとしては
かなりチャレンジなお散歩でした。

でも、行きたかった場所に
ナビレクやアイナビを活用してたどり着けたこと
GPSが拾えなくてもナビレクの機能で判断して歩けたことは
自信にもなりましたし
作成者さんのアイデアで
また今度は途中にあったアップルパイを食べに行きたいなと
次の楽しみにつながるいいお散歩でした。

みなさんもいろいろな場所を
ナビレクと一緒に歩いてみてくださいね。

それでは、また次回の更新をお楽しみに。

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