視覚障碍者と夜行バス

こんにちは。ばんです。
今回は視覚障碍者が夜行バスを利用するお話です。

①夜行バスはとにかく安い

ナビレコを折角使うなら遠方で使いたいですよね。
遠方へ移動する手段は新幹線、船舶、飛行機など様々ですが、とにかく安く移動費を安く抑えたい方は夜行バスが個人的にはお奨めです。

夜行バスは他の交通手段と同じく障碍者割引が適応可能です。
費用が大体5割程度割引されることが多いようです。
そして、東京~大阪間で片道約2000円で行けるので、障碍者割引を使えば片道1000円で移動できます。
同じような移動手段に高速バスがありますが、昼間移動する高速バスと違い、夜行バスは夜間に移動するので、活動時間を無駄にすることなく、ホテル代も浮きます。
私も大学生時代、一度だけ大阪へ行く機会があり利用しました。
このように新幹線代を出すのはちょっと…という方は試してみるといいかもしれません。

②視覚障碍者ならではの注意点

さて、前述したようにばんも利用したことのある夜行バスですが、視覚障碍者ならではの注意点があります。
それはパーキングエリアでの休憩時です。夜行バス含め高速バスはとにかく似たような姿勢をずっと維持する必要があるので、パーキング停車中は
数少ない身体をほぐせるタイミングなので、基本は降りたほうがいいです。

ですが、注意していないと自分の乗っていたバスを見失ってしまう危険性があります。
高速道路のパーキングで迷子になるのは考えうる中でも最悪に近いケースです。
最悪迷っている間に事故に逢うかもしれません。
ばんの場合はトイレは車中で基本的に済ませ、降りた時は目線の片隅にバスを入れておくよう細心の注意を払っていました。
しかし、これは多少なりとも見えているから出来たことで、見えない人は別途対策を考えておいたほうがいいでしょう。

③バス停を見つけるのは意外と大変

夜行バスのバス停を見つけるのも、そこから最寄り駅へ行くのもかなり大変です。
高速バスは唯でさえ乗りなれないうえ、似たようなバスがたくさんあるので自分が乗るバスを見つけるのも一苦労です。ばんも態々乗る前に一度下見に行きました。
また、バス停は駅から少し離れた位置にあることもあるので、特にはじめて降り立った土地の場合、そこから駅へどうやって行くか考えなくてはいけません。

そこで真価を発揮するのがナビレコです。
こうした短距離の移動だったとしても、なれない土地だったとしてもきちんとナビをしてくれる
安心感は旅行をより楽しくしてくれるでしょう。

夜行バスの利用を考えている方は是非ナビ広場で移動ルートをリクエストしてみませんか?

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