【視覚障害と音声ガイド】
バリアフリーマップで映画館へ行こう

こんにちは しばです。
今年もナビ広場ブログをご愛読いただき
ありがとうございました。
年末年始はゆっくりと過ごして
美味しいものをたくさん食べて心身を休めたら
新年のお出かけに、映画観賞はいかがですか。

映画の音声ガイドアプリ

対応する上映作品の副音声を流してくれるスマホアプリには
・HELLO! MOVIE
・UDCast
があります。
いずれも音声ガイドができることは同じですが
対応している作品が違うので
2つともダウンロードしておくのがおすすめです。

副音声はたとえば
「禁止区域を入って進む」
「AがBをかばって倒れこむ」
「光る青いヘッドフォンが」
のように、視覚障害者の映画観賞において
映像のイメージをサポートしてくれる内容になっています。
ところで、私は映画や観劇に行くとき
ネタバレを極力避けて
“はじめての衝撃”を大事にしているのですが
どうしても、セリフ無しで起きている
感動シーンなどはわからないんですよね。
そのため、一度見てから、あのとき何が起きていたのか
何が映っていたのかを細かく調べます。
そして、もう一度
ときには二度、三度と見に行きます。
これはこれで自分で組み立てた
情報の答え合わせなので楽しいです。
それでも、はじめてのときにみんなと同じ衝撃を得たい
同行者にあれこれ聞くのではなくて
一緒に感想を言い合いたいとも思っていました。
この音声ガイドアプリの利用で
映画観賞の充実度がぐんと上がります。
操作も簡単で、すぐに慣れますよ。

音声ガイドの聴き方

どちらのアプリも、ほぼ同じ手順で使えますが
音声データをダウンロードした後の画面が若干違うので
後半の説明も参考にしてください。
手順1 アプリのトップ画面から「音声ガイド」を選択
手順2 聴きたい作品を選択
手順3 音声ガイドのデータをダウンロードして待機画面にする
ここまでを家で済ませてから映画館へ行くとスムーズですよ。
手順4 ゆっくり観賞
待機画面のまま、映画がはじまると自動的に副音声が始まります。

音声データをダウンロードした後の画面の違い
・HELLO! MOVIEの場合
ダウンロードした後は自動的に待機画面になります。
・UDCastの場合
ダウンロードした後は画面上部にある
「音声ガイドを聞く」を選択して待機画面にします。

ポイント
機内モードで再生できるので席に着いたら設定しましょう。
電話やLINEの着信音がなる心配がなくなりますよ。

イヤホンのテスト

普段のスマホ操作には問題なく使えているイヤホンでも
このアプリでは使えないことがあります。
HELLO! MOVIEも、UDCastも
アプリを開いた最初の画面に「動作確認」があるので
必ず、イヤホンからアプリの音声が聞こえるかテストしてから
映画館へ行ってくださいね。



家でも使える映画の音声ガイド

もう上映が終わってしまっている作品でも
DVDやHulu、UDnextの配信サービスなどで見たいですよね。
そこで気になるのは「家でもアプリが使えるか」なのですが
私の場合、iPadでもテレビでも作品を再生すると
なんと、同じようにアプリが反応して副音声を聞けました。
これは嬉しいですね。
みなさんもぜひ、お試しください。

ナビ広場で映画館を検索する

行きたい映画館の名前で検索する以外にも
シネマや映画館と大きなキーワードで調べてもいいですし
2つのキーワードで地域を限定することもできます。
たとえば、シネマと立川の2単語で検索してみます。
音声検索で
シネマ タブキー 立川
と話しかけてみると
立川の、名前に「シネマ」とつく映画館が検索結果に出てきました。
このほか、シネマ タブキー 神奈川 などでも応用できるので
いろいろな検索方法を試してみてくださいね。

それでは、また来年もナビレクと一緒に
当ブログもよろしくお願いいたします。

ブログ運営チーム一同


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