視覚障碍者をカジュアルにおさらいする2~弱視編~

こんにちは。ばんです。
前回から視覚障碍者に関する用語をカジュアルに紹介してみようという記事をお送りしています。
前回は主に「見えない人」について取り上げました。
今回からは「見えづらい人」について取り上げたいと思います。

今回は下記から引用を行いました。

国土交通省
旅客施設における弱視者等に配慮した施設・設備に関する調査検討報告書
2.弱視者の特性と現状

https://www.mlit.go.jp/barrierfree/public-transport-bf/research/low_vision/chapter2.pdf

(以下、引用元と表記します。)

①弱視の定義

このブログでも何度か「弱視」という言葉を使っています。
引用元によると「弱視の定義は、医学的、社会的、教育的にも流動的であるが、「両眼の矯正視力が 0.3 未満のもの、または視力以外の視機能障害があり、学習や日常生活上に制約があるが、主として視覚における様々な行動ができる者」という定義が最も一般的とされている。」と記載しています。
また、弱視の見え方に関しては「弱視の人の見え方は千差万別で個人差が激しく、また一人の弱視者をとってみても、天気や時刻、目の調子によって見え方が変化すると言われている。」とも記載されています。

纏めると「両目の矯正視力が0.3未満or視力以外の視機能障害があり」「生活等で制約はあるが」「視覚を使って活動できる」のが弱視であり、その見え方は個人差が激しく、環境によって左右される…ということになります。

では次に、よく弱視とセットで語られる見え方について2つ取り上げたいと思います。

②近視と遠視

メガネ屋さんに行ったことのある人なら聞いたことがあるかもしれません。引用元では次のように表記されていました。

近視とは「近視とは、遠くを見たときに、網膜よりも手前に光の焦点が結ばれてピントが合わず、ものがぼんやり見えてしまう屈折異常こと。」で、遠視とは「近視と逆に、ピントが網膜の後で合わさる。遠くを見ようとしても疲れるし、近くは更に疲れるため、遠視の場合は近くも遠くも見にくくなる。」とのことです。

少しだけ補足すると、ばんは遠視なのですが、なんだかんだ言って物を大きな大きさで近づけてみた方が、結果的には見やすい事が多いと思って生活しています。
但しこれも前述した通り、個人差や環境によって大きく左右されるので、「遠視でも近づいたほうが見やすい」とは断定する事は出来ません。

③まとめ

前回に比べて大分複雑になってしまいましたが、纏めると

・弱視とは視力or視力以外の要因で生活に制約があるが、視力を使って活動できる人の事
・弱視の見え方には個人差があり、環境要因で左右される
・近視は近づいたほうが見やすく、遠視は近くも遠くも見えづらい

となります。

弱視向けのナビを作成する際はこの点を頭において作成して頂けると幸いです。
次回は「視野」に関する話をしたいと思います。

コメントを残す

メニューを閉じる