羞明と帽子

こんにちは。ばんです。
今回は羞明は帽子を上手に使うといいよというお話です。

①ばんと帽子

ばんは日中の外出時はいつも帽子を被っています。
ばんの場合は単純な羞明以外に「日焼けをすると重症化する」という症状を持っています。
ですので、私にとって帽子は眩しさを押さえる以外にも頭を直射日光から守る役割を持っています。

そうしているうちに、気がついたら帽子のマナーなどを学んでいました。

②帽子のメリット

日光を遮るグッズはたくさんありますし、障碍によって何が必要か変わってきますが、帽子のメリットは手が塞がらない事と周囲の服装に対して違和感を持たれ難いので扱いやすいという点です。
また、物にぶつかったり転んだりしたときにクッションのように頭を守ってくれるという意味では視覚障碍者全般にメリットがあると言えるでしょう。
勿論夏は熱射病対策に、冬は防寒目的で役に立ちます。

③帽子のマナー

そんな便利な帽子ですが、元々正装だったこともあり男女別に着脱についてマナーがあります。
細かい部分は省略しますが、ざっくり紹介すると
男性は「屋内では外す」、女性は屋内で被っていてもOKですが、「人の邪魔になる場合は外す(髪飾りなどのアクセサリーと同様とみなされている為)」ということを覚えておいてください。
ビジネスウェアとして扱う場合は一通りマナーを確認しておくべきでしょう。

④おすすめの帽子

ここからは、これまで長い時間帽子を被り続けてきたばんがおすすめの帽子を紹介します。

・オールマイティに使えるソフトハット

ソフトハットとはつばが360度ついている帽子の一種で、幅広い場面で活躍します。
昔の洋画に出てくる男性の多くが身につけているはずです。
タキシードなどを求められる程フォーマルな場面でもなければ、ある程度格式の高い場所でも使えます。

ばんも被っていた時期がありますが、ソフトと名前がついているように扱いを間違えれば簡単に型崩れを起こしてしまいます。
加えて帽子掛けの無い現代では、外した帽子をどこに置くか困ります。

・意外に便利なハンチング、キャスケット

上記の置き場所問題を解決できるのがハンチングやキャスケットになります。
今ばんがよく被っている帽子です。映画だと昔の新聞記者や刑事が被っているのを見たことがある人もいるかと思います。

上記2つはつばが野球帽と同じように一直線の帽子です。
折りたたんで鞄に入れてもある程度は耐えられるので、置き場所に困ることはありません。
また、商人の帽子として使われていた歴史もあるのでスーツに合わせても違和感は無いでしょう。
加えて元をたどっていくと貴族の狩猟用に使われていた帽子なので、多少の風では飛ばされる心配もありません。

但し、ソフトハットと比べて耳などをつばで日光から守ることが出来ない点は欠点となります。
また格式の高い場面での使用は避けたほうが無難でしょう。

・運動時は野球帽

ばんはウォーキングの際は機能性重視で野球帽を被っています。
通気性や吸汗性、日よけとしての機能性は他よりも高く、ガシガシと使っていける帽子です。

⑤帽子の選び方

最後に帽子の選び方ですが、慣れないうちはちゃんと店舗で購入するようにしましょう。
帽子は洋服屋さんや専門店で取り扱っています。
被ったときに頭にしっくりくるかどうか、光をどの程度遮ることができるかは慣れるまでは
試着してちゃんと確認することをお奨めします。

店舗までの道のりが分からない人は、ナビ広場でリクエストしてみてはいかがでしょうか?

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