【クラウドファンディング開始】
命を守るために目の不自由な人に避難マップを届けよう!

こんにちは しばです。
今回は1月29日 月曜日にスタートした
ナビレク・バリアフリーマップで作る
個人避難マップのクラウドファンディングのお知らせです。

クラウドファンディング概要

命を守るために目の不自由な人に避難マップを届けよう!
頂いたご支援で
自宅から避難所へ行ける個人避難マップを作成し
道順をイメージできる触地図(行きの経路)と一緒に届けます。
災害時の行動選択肢となれることを目指しています。
皆様からの温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

■実施期間
2024年1月29日 月曜日~2024年3月28日 金曜日 23時まで

■目標とする提供人数
30人60経路

■目標金額
100万円
目標より多くのご支援を頂いた時には
最大200名まで避難マップを作成し届けます。

■代理支援
ご自身で操作ができないなどのご事情がある場合に
弊社にて操作を代理できます。
必要とされる方はアメディアまでご連絡ください。
電話番号:050-1791-2071
メール: navibiz@amedia.co.jp
受付時間:平日10時から12時、13時から15時

資金へのご支援はもとより、お知り合いの方やSNSで
このクラウドファンディングの存在を拡散していただけるだけでも
視覚障害者の助けとなります。
どうかお力添えください。

避難マップ×ナビレク・バリアフリーマップ×ナビレク

ナビレク・バリアフリーマップは
”人が考えて作る”から
ニーズに合わせて適切な説明と
ルート選定で道案内できる
目が見えなくても歩ける地図です。

スマホアプリ「ナビレク」にダウンロードすると
GPSに連動した現地案内と
自宅にいながら道順を予習できます。
現地案内では、進む方向に振動するので
スマホが振動し続けるようにしていれば
初めてでも正しいルートを歩いて目的地まで行けます。

ナビレクが避難マップに適しているポイント
1 安定感と安心感
完成されているマップデータなので
道案内が変わらず安定していて
一度、人の目で確認している安心感があります。

2 マップの共有
マップデータのURLで
家族や避難行動をサポートする支援者
相談の上、自治体などとも
非常時に視覚障害者が歩いてくるルートを共有しておけます。
さらに、家族と合流ポイントを決めておく使い方もできます。

3 機内モードでも使える
一度ダウンロードしたマップは
その後データ通信をしない「機内モード」でも使えます。
通信が不安定になりやすい災害時にも道案内が可能です。
ただ、普段から雨など天候によって
GPSがずれることがあるので
特に避難マップは普段から使って歩いてみることが大事です。
マップはダウンロードした後、無料で使い続けられます。
いざという時に初めて使う、使えることよりも
平時から避難訓練として、体力づくりとして
避難マップで何度でも歩く練習ができることもポイントです。

音声ナビ・アプリ「ナビレク:iOS/android対応

ナビレク・バリアフリーマップ公開サイト「ナビ広場」
クラウドファンディングで提供する個人避難マップは
個人情報のため公開せず、本人に直接お渡しします。

道が分からない、動きたいのに動けない。

さて、以前、しばの地震と停電の話をしました。
何があったかはぜひ、読んでみてほしいのですが
結構大きめに揺れ、停電もしました。
大きな地震が連続することも考え
家の中が危ないと感じて外に出たんですね。
でも、玄関を出てからどこへも
一人で行ける場所はありませんでした。

この日動けなかった理由は次の3つです。
・夜だったこと
・停電したこと
・道が分からなかったこと

目が不自由ということは、陸地の見えない海にいること

私は夜盲があり、夜は全く見えません。
そして、停電したことで
夜盲だからこそ強く感じて
歩くヒントにしていた家の明かりや街灯も消え
明かりを辿って歩くこともできなくなりました。
この状態で完全に方向感覚を失いました。

幸いにもこの日は停電が続いたものの
避難するまでにはならずに済みましたし
家族が在宅していたので
いざという時には連れて行ってもらえたと思います。
でも、この時一人だったら
誰かを待つ時間もなく、避難を急がなくてはいけなかったとしても
私は歩き出せず、動きたいのに動けないまま
家に居続けるしかなかったでしょう。

「目が不自由」とは人それぞれありますが
私の場合は方向感覚を失うこと
道が分からないことは
陸地の見えない沖にぷかぷか浮いているようなものです。
陸地と自分の体がヒモでつながっていたら
それを辿って見えなくても陸に上がれます。
目の不自由な人にとって
街の中でそのヒモの役目を果たすのが
「ナビレク」とバリアフリーマップです。

いざという時の行動選択肢になる

災害時には単独非難が難しい
「避難行動要支援者」とされる視覚障害者にも
私を含め、一人歩きだって、やればできる人がいます。
避難所へ行ける地図があれば
一人でも多くの命を守れる可能性があります。

なぜクラウドファンディングなのか

ナビレク・バリアフリーマップは以前から
有料で自宅からのマップ作成を受けています。
ただ、私のようにナビレクをよく知っている方は
その良さもわかり、有料でも作成依頼を頂くのですが
まだまだこうした視覚サポートの情報は行き届きません。

今回のクラウドファンディングでは
避難マップを提供する視覚障害者を
いくつかの協会や団体に協力していただいて募っています。

見えなくて・見えづらくて歩くのは
正直、私も怖いです。
歩ける地図やナビアプリに出会っても
難しそう、歩けるかな
など不安な声も聞いてきました。
それでも、ナビレクやバリアフリーマップを
「使ったことがある」経験が
活きるときが来ると私は思っています。
ナビレクを知っていて
自宅からの避難マップが手元にあって
その往復だけでも歩けるようになれば
いざという時の行動選択肢になる。
そのために、ナビレクを知ってくださっている方だけでなく
外出支援ナビを知らない、ナビレクを知らない方々へも
避難マップを届ける必要があります。

どうか、みなさまの資金調達のご支援とともに
お知り合いやSNSなどで情報拡散していただけると助けになります。
ご支援と応援のほど、よろしくお願いいたします!

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